この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
光と首輪、絡まる鎖
第10章 同棲



わたしは賢児さんに抱きつかれたまま
段ボールの中から服を取り出す。




その服を持ち上げた時に、チャリン♪と音がした。




賢児さんはそれを拾い上げて、わたしに渡してきた。




「あ・・・」



それは前にみんなでスノーボードをしに行った時に買った、
みんなでお揃いのオコジョのストラップ。

その鈴の音だったみたいだ。




「賢児さん・・・」

「ん?」




賢児さんからそのストラップを受け取りながら、続けた。





「光さんと、仲直り、しないの・・・?」



少し間があって、賢児さんは小さな声で言った。




「あいつのことを許せって言うの?
 こはるはあんなことされておいて、
 それでも光のことを許せるの?」



そう言われると辛い・・・。




許せるかと言われたら、
許せないかもしれない。



というより、出来れば会いたくない。




「でも、高校から十年以上も友達なんでしょ?」

「そうだけど、先に裏切ったのは光だよ」




/438ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ