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光と首輪、絡まる鎖
第1章 出会い



「こっちが賢児さんで、こっちが光さん」



わたしがかっこいいと思っている人は
光さんという名前らしい。

名前までかっこいい・・・




「こ、こんばんは」

少し緊張して挨拶をした。




賢児さんはさっきわたしが食べていた物を
わたしのほうに渡してくれて

「俺も同じものにしようかな」

って笑顔で言っている。




「あ、これ、おいしいですよ」

大好きなチキンステーキをちびちびと
フォークで切りながら答えた。




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