この作品は18歳未満閲覧禁止です
光と首輪、絡まる鎖
第3章 彼女
しばらく車で走ると
来たことがないお店の駐車場に入った。
「光、もう居るから行こう」
車から降りてお店に向かう。
中には光さんの彼女が居る、
そう思うと足がすくんだ。
見たくない。
でも光さんに会いたい。
お店のドアを賢児さんが開けてくれて
お店の中が見えると
心臓が嫌な音でドクドクと鳴る。
コワイ、コワイ、コワイ。
自然と歩く速度が遅くなる。
「こはる?」
賢児さんに名前を呼ばれ顔を上げると
そこには会いたかった光さんと、
普通の女の人。