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光と首輪、絡まる鎖
第3章 彼女
光さんの彼女だから
ものすごくかわいい人を想像していて
ガッカリしたような、安心したような、
悔しくておかしくなりそうな、
頭の中でいろんな気持ちが渦巻いていた。
「こんばんは」
彼女、と思われる人が挨拶してきた
「こ、こんばんは」
わたしも挨拶を返す。
「千恵美です」
「あ、えっと、こはる、です」
千恵美さんはニコニコとしているけど
本当に光さんの彼女なの?
全然似合っていないよ、2人・・・。
なんでわたしじゃないの?
なんでその人なの?