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光と首輪、絡まる鎖
第3章 彼女
光さんを見ると
今まで見たことないくらい
柔らかく笑っていて、
千恵美さんのことを
本当に好きだと思えるような
そんな目をしていた。
わたしはそんな目で見られたことなんて
ない、と思う。
あの抱いてくれた日、
わたしのことを好きでいてくれるのかと思うくらい
優しく抱きしめてくれた時、
そんな目をしてくれた?
わからない。
わたしは光さんの大きく勃ち上がったモノが
わたしの中に埋められる感覚に酔って、
そんなの見てなかった。
でもそんなこと、
今気付いてもしょうがないことだ。