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光と首輪、絡まる鎖
第3章 彼女
「こはる何か食べる?チキンあるよ?」
「うん、それにする」
賢児さんはわたしがチキンを
好きなのを知っているのか、
それとも最初に会った日に食べていたのを
覚えていたからか、聞いてくれた。
あなたはもう光さんとセックスしたんですか?
あの大きなモノで貫かれたんですか?
光さんの愛撫でイッたの?
わたしとした時みたいに生でしたの?
そんなこと考えたくなんてないのに
次から次へと浮かんでくる。
もし聞いたとして
“セックスしたわ、何度もね”
なんて言われたら
わたしはこの場で発狂するだろう。