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光と首輪、絡まる鎖
第4章 水着
賢児さんから毎日届くメール。
週末になれば迎えに来てくれて
いろんな場所に連れて行ってくれた。
夜はホテルに行って
優しく抱いてくれる。
そんなぬるま湯のような、
変化のない、
だけど安定した賢児さんの愛が
わたしの心を変えてくれるって思ってた。
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「こはる最近どうなのぉ?
あのイケメンの先輩とは上手くやってんのぉ?
やっぱエッチうまいのぉ?
ってか、超うまそうだよねあの人ぉ」
沙良とは同じ高校だけど
あまり賢児さんのことは話さなかった。
でも沙良と遊んでいると迎えに来てくれたりして、
わたしと賢児さんがつきあっていることを
隠すのは無理で、
わたしが光さんを好きなのも秘密にしていた。