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光と首輪、絡まる鎖
第4章 水着
「他に何か欲しいものある?」
「んーん、別にないよ」
デパートの駐車場に止めた赤い車に乗ると、
賢児さんが顔を近づけてきた。
「水着姿見たいから、ホテル行っていい?」
「今日見るの?海でじゃなくて?」
「誰よりも早く見たいから」
二人っきりで水着を見せるのは
ちょっと恥ずかしかったけど、
「いいよ」って言うと
賢児さんが嬉しそうに少し笑って
わたしの後頭部に手を置いて引き寄せ、
軽くキスをしてきた。
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