この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
HOTEL・LOVE
第14章 そして2人は・・ひとつになった


誰の眼にもふれない、2人きりになったらまず

抱き合って、キスをして・・

と思い描いていたけれど、実際には笑ってしまうほどかけ離れていた。


2人はそれぞれ興味をそそられる場所へと動いていく。


香澄はまずトイレのドアを開け、便座をあげ、

顔を近づけて裏側を見る。

晴樹は風呂のドアを開け、天井をぐるりと見回す。

それから香澄を呼んだ。

あの角、けっこうカビあるね、と指をさす。

うんうんとうなずきながら、

香澄が手にしたのはシャンプーのボトル。



「うわぁこれオーガニックものだよ、良いの使ってる。

 あ、ボディタオルもけっこういいね」



さっそく袋から取り出して、肌触りを確かめてみる。


それから2人は洗面台の前でアメニティのすべてを並べてみる。

これ持って帰っていい?と香澄は次々自分の手の中に収めていく。

そんなの持って帰って平気なの?

晴樹の呼びかけに香澄は大笑いする。



「そうだよねぇ!・・そうだ、

 うちで新しく使うやつだから試してくれってことで」


「なるほどねぇ、うまい!」



笑い声をなびかせながら、

その間に晴樹は部屋のクローゼットを開け

部屋着やバスローブをひろげていた。
/172ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ