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HOTEL・LOVE
第4章 ホテルの中でうごめく・・
バケツを持ったまま
立ち尽くす晴樹の姿に、
再び懐かしさを感じた。
「初めての時はビックリしちゃうわよね。
私もそうだった。
自分は別に悪い事してないのに
なんかすいませんって感じで
小さくなって下向いちゃって」
部屋の番号をモニターで確認し、
シーツやカバーを用意しながら、
まだバケツを提げたままでいる晴樹に
これ持って、と催促する。
「あ、すいません!」
バケツを提げたまま
リネンのセットを抱え、
香澄の後に続いた。