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色絵
第7章 満開
「花はいいですね。」
ふとワタシは口にした。

「どうしてですか?」

「自分の運命通りに生きて、愛でられて…」

「貴女は違いますか?」

「今まで平凡であればいいと思ってましたが、色々が見えてきてしまって」

「そうですね…
でも与えられた運命の中で一生懸命を尽くすという意味では同じじゃないでしょうか?

此所にきて平穏で居られるなら、いつでも来てください。」

「ありがとうございます。一生懸命の花を咲かせます。」


それからも庭の散歩は続き、屋敷の裏側まで回る。裏庭は家庭菜園となっていた。

「お茶にしましょうね。」

また、客間に通される。先生は、今日はアトリエにいかないと決めたのだと思った。

珈琲の香りの中でゆったりと寛ぐことができた。


「明日から、またレッスン始めましょうね。」

先生の優しい心遣いに励まされて家に帰った。
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