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色絵
第1章 新居
新居探しに約1年…
念願のマイホームというものに住み始めて、1ヶ月が経とうとしていた。
夫の夢は、庭で子供たちと遊ぶこと…
1人も授かっていないのに、『たち』というのも変だけれども、お互いに2人は欲しいと話しているのだ。
そんなことから、戸建ては必須条件になり、実家や会社から離れた全く縁のない土地に住むことになった。
子供たちの環境を考えたら、申し分ない場所で不満ではない。
でも、1ヶ月経った今、今まで以上に時間を持て余すことになったと気が付いた。
通勤時間が長くなった分、夫といる時間は2時間以上減った。
社宅での生活も、夫が心配するほどのストレスではなかった。
むしろ、仲良くしてくれる同年代の方もいて、何だかんだと集まったり、一緒に買い物に行ったりと楽しかったのだとわかった。
実際に住んでみてわかったのは、ご近所は年配の方が多くて、ワタシと同年代の主婦はいないということ…
引っ越しのドタバタが落ち着いて気付いたのは、日中ほとんど1人で過ごして、夫以外の人と話さないで終わる日の方が多いということだ。
念願のマイホームというものに住み始めて、1ヶ月が経とうとしていた。
夫の夢は、庭で子供たちと遊ぶこと…
1人も授かっていないのに、『たち』というのも変だけれども、お互いに2人は欲しいと話しているのだ。
そんなことから、戸建ては必須条件になり、実家や会社から離れた全く縁のない土地に住むことになった。
子供たちの環境を考えたら、申し分ない場所で不満ではない。
でも、1ヶ月経った今、今まで以上に時間を持て余すことになったと気が付いた。
通勤時間が長くなった分、夫といる時間は2時間以上減った。
社宅での生活も、夫が心配するほどのストレスではなかった。
むしろ、仲良くしてくれる同年代の方もいて、何だかんだと集まったり、一緒に買い物に行ったりと楽しかったのだとわかった。
実際に住んでみてわかったのは、ご近所は年配の方が多くて、ワタシと同年代の主婦はいないということ…
引っ越しのドタバタが落ち着いて気付いたのは、日中ほとんど1人で過ごして、夫以外の人と話さないで終わる日の方が多いということだ。