この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
色絵
第6章 開花
少し早めに午後が始まる。まず着物が衣紋掛けに掛けられた。

紫がかったエンジの地に淡いピンクの牡丹の柄だ。

「牡丹での姿はわかりますか?」

「座れば牡丹です。」

「芍薬と似てますが、丈が低くて、座った姿に見えるということでしょうかね…」

先生は椅子を置いて着物を背もたれに掛けた。
そして濃い紫の帯も用意された。

対面に先生のテーブルと椅子を置く、向かい合って座るようになる。

「では帯を外して、下帯を緩めて腰掛けてください。牡丹の着物を引っ張りますからゆっくり腰を落としてください。」

ワタシは白の着物の帯を外して、休憩用のテーブルに置き、下帯を緩めた。

椅子の着物を引き上げ右腕を通す。左肩はあまり引かず、左手は袖の中に入ったままで着物の肩が肘にある状態だ。

「クッションをあてがいましょうね。ゆったり寄りかかって。」

背もたれの上の方にクッションが挟まれる。

浅めに腰掛けだらんと寄りかかっているワタシ。

先生が離れていく。

「下帯を腰骨あたりに、できるだけ下げなさい。」

ズクン…
命令にワタシの体は痺れる。右手だけで帯を下げると着物の合わせが開いていった。
/370ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ