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色絵
第6章 開花
「上を見て」
先生が足の方に回り膝の辺りで着物を引っ張る。着物がはだけて、胸の谷間から臍が露になる。
「あっ」
膝の部分は着物が無くなり襦袢も重なっていない。
腰巻きが見えてしまっていた。うっすらと茂みの影が映っているようにも思う。
先生は窓側に離れて背を向けていた。
「右手で牡丹の着物の襟下を摘まんで恥ずかしい処を隠しなさい。」
ワタシは着物と手で茂みの辺りを隠した。
先生が後ろから白い着物だけになっている左肩に紫の帯を掛け、そこから無造作に帯を投げた。
パシン…
帯が左ももと右膝を打ち床に落ちる。
帯があたったところがピリッと痺れ、体が反射的に震えた…
んっ、声も出てしまう。
帯や裾の微調整をしながら先生が前にくる。
「脚をもう少し開いて」
モジモジと開く。
「腰巻きが見えてしまっているところは捲るから」
足袋の位置を直され、膝下の腰巻きが内側に折り込まれる。
「牡丹の華が開いてとても綺麗ですよ。」
フッと笑みを浮かべ先生が座る。
2メートルも離れていない。
上向きに腰掛けているので、どこまではだけていて、先生に見えてしまっているのかわからない。
先生が足の方に回り膝の辺りで着物を引っ張る。着物がはだけて、胸の谷間から臍が露になる。
「あっ」
膝の部分は着物が無くなり襦袢も重なっていない。
腰巻きが見えてしまっていた。うっすらと茂みの影が映っているようにも思う。
先生は窓側に離れて背を向けていた。
「右手で牡丹の着物の襟下を摘まんで恥ずかしい処を隠しなさい。」
ワタシは着物と手で茂みの辺りを隠した。
先生が後ろから白い着物だけになっている左肩に紫の帯を掛け、そこから無造作に帯を投げた。
パシン…
帯が左ももと右膝を打ち床に落ちる。
帯があたったところがピリッと痺れ、体が反射的に震えた…
んっ、声も出てしまう。
帯や裾の微調整をしながら先生が前にくる。
「脚をもう少し開いて」
モジモジと開く。
「腰巻きが見えてしまっているところは捲るから」
足袋の位置を直され、膝下の腰巻きが内側に折り込まれる。
「牡丹の華が開いてとても綺麗ですよ。」
フッと笑みを浮かべ先生が座る。
2メートルも離れていない。
上向きに腰掛けているので、どこまではだけていて、先生に見えてしまっているのかわからない。