この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
オナホ女とディルド男
第1章 ディルド男と呼ばれた日々
【第1章 ディルド男と呼ばれた日々】
ある日曜の夕方。僕はいつものように呼び出しを待って自室で待機している。
昨日も同様に待機していたが呼び出しがかかることはなかった。
全ては向こうの都合なのだ。1日に何度も呼び出されることもあれば、全く呼び出されない日が1週間以上も続くときもある。
それでも、僕は仕事のない時間は基本的にここに待機していなければならない。
それがディルド男の義務だ。
食べすぎにならない程度に小腹を満たしながら、テーブルに置いた携帯が鳴るのをじっと待つ。
朝からずっと待ち続け、もはや深夜と言っても良い時間になった頃、その時はやってきた。テーブルの上でブルッブルッと携帯が震える。
「きたっ」
あわててメールを確認する。期待通り、僕の「所有者」である隣家の小娘からだった。
「30分後くらい」
いつも通りの一言メール。
僕はそれに、無題・本文なしのメールを返すことでこちらも問題がないことを伝える。
そしてそののち、次のメールが来るまでに準備を整える。