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オナホ女とディルド男
第4章 オナホ女の完成
【第4章 オナホ女の完成】
男たちにオナホ女と命名されて数日、彼女は彼らにさせられた約束を守る準備を始めていた。
約束1.産婦人科に行ってピルを処方してもらい飲み続ける
約束2.呼ばれたら、すぐに行く
約束3.次に呼ばれるときまでに陰毛を処理しておく
産婦人科でピルをもらった後、何度か自分で陰毛の処理をしようと彼女は試みたが、しかしどうしても自分では出来なかった。
なぜだかわからないけれど、「物」になるのに自分で剃毛をするのはどうも違う気がしたのだった。
そんな話をサイトに軽く書いてみたら、あっという間に大量のメールが届いた。
全部読む気にはなれなかったが、要は皆、
「自分が剃ってあげよう」
というような内容を書いてきているのだった。
彼女はそんな沢山の阿呆な男たちの中から、一番最初にメールを送ってきた男を選んだ。
自分とはずいぶん年の離れた、さえない感じのおっさんだったが、
「これからみんなの共有物になる私を改造してもらう」
にはふさわしい相手のように思えた。