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溺れる
第8章 育児ノイローゼ
賢司は、静かに桃花の中に入って、ゆっくり腰を動かした。

「どう?痛い?」

アッ…ンッ…

「痛くないわ。」
「これは?」

アッアッアッ…アァンッ…

「だい…じょうぶよ。」

桃花の腕が、俺の背中に回る。

「じゃ、少し早くしていい?」
「えぇ。」

アンッ…イイッ…イイワァ…

「あなたの熱さがわかる。」
「俺も…」

ンッ…ンッ…ンッ…アンッ…
アッアッアッアッ…アァンッ…

俺は、ゴムを付けてたから、その中に出した。

賢司さん。
お姉ちゃんとしたんだね。
お姉ちゃんの旦那さんだから、しょうがないよね。
急に、瑠花は、寂しくなった。

ドアが静かに空いた。

「瑠花?起きてるか?」
「うん。お姉ちゃん、寝た?」

賢司は、ベッドに座った。

「あぁ。けどな、俺仕事してて、毎日なんて、桃花の相手できねぇよ。」
「それに、私だもんね。」
「瑠花?」

ングッ…ンッ…ンッ…

「今度、デートしような。おやすみ。」
「おやすみ。」

翌日、俺は、桃花、沙耶、瑠花を連れて、総合病院に行った。
産婦人科の前で、座ってると名前を呼ばれた。
とりあえず、俺は、桃花と中に入って、症状を伝えた。
結果、産後鬱。催眠誘発剤と、睡眠薬を調合された。
これを暫く飲み続けるらしい。
でも、入院とかにならなくて、良かった。

「桃花。良かったなぁ。入院とかにならなくて。」
「えぇ。お姉ちゃん。沙耶ちゃんね。お姉ちゃんが、診察室に入った時に少し泣いたんだよ。あれって、きっとさ、ママが離れるのが、わかるのかな?」
「そう。瑠花?」
「なぁに?」
「私が、落ち着くまで、夜だけ沙耶を瑠花の部屋に寝かせちゃダメかしら?」
「ん?別にいいけど?」
「ありがとう。今夜から、なんか、お薬を幾つか飲むからさ。夜だけお願いね。」
「任せて。」

「ご飯作るね。お姉ちゃん、何が食べたい?」
「そうねぇ。確か、冷蔵庫に牛肉があるから、牛丼がいいわ。瑠花、作り方覚えてる?」
「うん。大丈夫だよ。」
「じゃ、私、上で沙耶にミルクあげてくるわ。あなた、来て。」
「うん。出来たら、呼ぶね。」
「ありがとう。」

私は、急いで牛丼を作り始めた。
お姉ちゃんの味には、負けちゃうけど、味付けは、お姉ちゃん直伝。
後、お味噌汁もお姉ちゃんの好きな具にした。

「お姉ちゃん、出来たよ~!」



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