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みぃのお話【番外編】
第1章 『旦那様☆ロマンチスト』~年末年始は賑やかに~

「みーな、静かに」
はいはい、皆もう寝てますもね。解ってるもん。
でも、声が出たのは敏さんが急に止まったからだからね。なんて思いながら、敏さんを見上げれば、ぎょっと目を見開いて階段の先のお義兄さんの部屋を凝視している。
「敏さん、どうしたの?」
固まってる敏さん。
そして、敏さんが見つめる先の部屋のドアがちょっとだけ開いていて。
『あっああ‥ん』
お義姉さんの声‥だよね。
夫婦の営みの息遣いがリアルに聞こえて。
敏さんと二人顔を見合わせた。
「聞こえた?」
「‥うん。」
明日どんな顔してあの二人に会えばいいの?
取り敢えず静かに静かに、敏さんの部屋に入った。
◆◆◆◆◆◆
敏さんの部屋は、敏さんが家を出たままの状態で保存されていて。
毎年来る度に少年の頃の敏さんが垣間見れるのが楽しい。
本棚には漫画や参考書が並んでる。
壁には額に入った賞状逹や、写真が飾られて。
敏さんは中学までは身長ちっちゃかったんだなーとか。発見が沢山あって。
はいはい、皆もう寝てますもね。解ってるもん。
でも、声が出たのは敏さんが急に止まったからだからね。なんて思いながら、敏さんを見上げれば、ぎょっと目を見開いて階段の先のお義兄さんの部屋を凝視している。
「敏さん、どうしたの?」
固まってる敏さん。
そして、敏さんが見つめる先の部屋のドアがちょっとだけ開いていて。
『あっああ‥ん』
お義姉さんの声‥だよね。
夫婦の営みの息遣いがリアルに聞こえて。
敏さんと二人顔を見合わせた。
「聞こえた?」
「‥うん。」
明日どんな顔してあの二人に会えばいいの?
取り敢えず静かに静かに、敏さんの部屋に入った。
◆◆◆◆◆◆
敏さんの部屋は、敏さんが家を出たままの状態で保存されていて。
毎年来る度に少年の頃の敏さんが垣間見れるのが楽しい。
本棚には漫画や参考書が並んでる。
壁には額に入った賞状逹や、写真が飾られて。
敏さんは中学までは身長ちっちゃかったんだなーとか。発見が沢山あって。

