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みぃのお話【番外編】
第1章 『旦那様☆ロマンチスト』~年末年始は賑やかに~
過ぎ行く時間に‥少ししんみりしちゃった。



「みーな、おいで」



敏さんは優しくベットの自分が座ってる処の隣の空いてるスペースをとんとんして。あたしを誘う。


◆◇◆◇


俺は、みーなに感謝の気持ちを伝えたくて。


今年も一緒にいてくれてありがとう。
来年もみーなと一緒にいたい。


身近な人にこそ、沢山の感謝の気持ちを伝えなきゃいけないのに。
改まって言葉にするぞ!って思ったら何だか照れて緊張してしまう。


言葉にしないと伝わらないことってある。それは既に経験済で。


一年に一度ぐらい。‥そう、思って。



みーなが昔の彼女の事とか聞きたそうにしている。
でも、俺は話すつもりは無かった。



‥正直、どうでも良くないか?ソレ。



そして、布団を敷き始めたみーな。何でだよ?
お前の居場所はココなのに。


「みーな、布団は良いから」

思わず口にした。



ん?何で?みたいな顔で俺を見つめるみーなの表情がくるくる変わって。
相変わらず一人で色々妄想してる様だ。



俺達は、何だか見つめ合う形になって。


やっと、その言葉を口にすることが出来たんだ。


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