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みぃのお話【番外編】
第6章 『旦那様☆ロマンチスト』~クリスマスのお話~
 
「気に入らないんでしょ?」
「誰がそんなこと言った」
「だって、下手くそだって…」
 
 
 ……毎日使って欲しいから、気に入らないんなら違うものにするよ?

 頑張った時間を思えば…少しだけいじけてしまう私がいる。でも、それは贈る側のエゴで、贈られる側には関係の無いことだもの。
 既に夫婦連れ添っているんだから、遠慮なんかしないで欲しいのにな――。
 
 
「みーな、またなんかゴチャゴチャ考えてる」
 

 ポンポン、と。
 まるで子どもをなだめるみたいに。
 敏さんの手が私の頭の上に置かれて。
 
 
「俺は嘘はつけないから、みーなの作った編み目の不揃いなマフラーを上手いとは言うことは出来ないけど。
 でも、貰って凄く嬉しかったよ。
 佳世さんから兄貴に毎年贈られる手編みのプレゼント、ベタだなぁなんて思いつつ、その込められた気持ちが羨ましかったりしたんだぜ―――最初の辺りは酷いもんだったけど…。」
「本当に?」
「奥さんに嘘ついてどうするの」



 
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