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みぃのお話【番外編】
第7章 『だ~いすき!』サイト活動3周年記念SS
* * *
迷った華子が選んだのは“季節限定のパフェ”
肉厚なサクランボをたっぷりと使った贅沢で可愛いらしい見た目のパフェは、艶々としたサクランボが上にたくさん飾られていて、見た目にも可愛らしく美味しそうなスィーツだった。
互いに反対側から食べ進めようと、取り皿を――と口にした華子を制してスプーンは二つ準備してもらう。
そして、俺はお約束の行動にでた。
「ほら、華子、口を開けて」
「え…////」
スプーンで、生クリームとアイスクリームにサクランボソースが掛かった場所をひと口分掬うと、そっと華子の口元へと持っていく。
今にもスプーンからこぼれ落ちそうな、生クリームとアイスに掛かった赤いソースが食欲をそそった。