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みぃのお話【番外編】
第2章 『旦那様☆ロマンチスト』~秘密のレシピ~

「食べよーよ!買って来たヤツじゃないんだよー!軟らかくて美味しいよー」
みーちゃんが、興味しんしんで、お餅の臭いをくんくん嗅いでいるのに、焦って。
「ダメーー!みーちゃんはお餅ダーメ!」
騒ぐ私に、敏さんは、
「みーな、うるさい。」と言い、
読んでいた雑誌から目を離さないし、
みーちゃんは、臭いを嗅ぐだけかいで、
「お餅なんか興味無いニャン」
みたいな涼しい顔をして、敏さんの足元に落ち着いた。
(何よぉぉぉ!)
何だか少しだけムカついて。
拗ねた私は、一人でぼた餅を食べる。優しい甘さが口一杯に広がって、さっきまで刺々した気持ちも丸くなった。
お母さんのその味はおばぁちゃんのあんこの味を思い出させる味で。そのにこにこした笑顔が思い出されて。
美味しくて、夢中で食べていたら、グイっと敏さんに後ろから抱きすくめられて。
「みーな、少しちょうだい」
背後から敏さんにキスされた。
みーちゃんが、興味しんしんで、お餅の臭いをくんくん嗅いでいるのに、焦って。
「ダメーー!みーちゃんはお餅ダーメ!」
騒ぐ私に、敏さんは、
「みーな、うるさい。」と言い、
読んでいた雑誌から目を離さないし、
みーちゃんは、臭いを嗅ぐだけかいで、
「お餅なんか興味無いニャン」
みたいな涼しい顔をして、敏さんの足元に落ち着いた。
(何よぉぉぉ!)
何だか少しだけムカついて。
拗ねた私は、一人でぼた餅を食べる。優しい甘さが口一杯に広がって、さっきまで刺々した気持ちも丸くなった。
お母さんのその味はおばぁちゃんのあんこの味を思い出させる味で。そのにこにこした笑顔が思い出されて。
美味しくて、夢中で食べていたら、グイっと敏さんに後ろから抱きすくめられて。
「みーな、少しちょうだい」
背後から敏さんにキスされた。

