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みぃのお話【番外編】
第1章 『旦那様☆ロマンチスト』~年末年始は賑やかに~
いつも、敏さんの実家に向かう途中で手土産を購入している。人が沢山集まるし小さな子供もいるから、お菓子にしているんだけど。今年は何を買おうかな~。
地元の美味しいケーキ屋さんに寄って。
様々なケーキがあるから迷っちゃう!去年はプリンにしたんだけど、今年は‥。
「みーな、これがいいんじゃない?」
敏さんが指指したショーケースの先には、『醤油ろ~る』が鎮座していた。
濃口醤油が混ざったコクのある生クリームは、真っ白でなく薄い茶色。県を代表する銘柄の米粉100%のモチモチスポンジ。日本人好みのみたらし味な和洋折衷スイーツ。
いつもなら手に入手しづらいそのロールケーキが、今日はそこに居て。
美味しそうなその姿に、思わず‥
「うん!」
とうなずいてしまった。なんだかあたし、こどもみたいだなぁなんて恥ずかしくなって。
敏さんはお酒が余り得意じゃないから、甘いものが案外好き。だから、
「実は敏さんが、食べたいんでしょ?」
って照れ隠しに聞いてみたらそっぽ向いちゃった。
‥あれれ図星みたい。なんだか可愛い。
地元の美味しいケーキ屋さんに寄って。
様々なケーキがあるから迷っちゃう!去年はプリンにしたんだけど、今年は‥。
「みーな、これがいいんじゃない?」
敏さんが指指したショーケースの先には、『醤油ろ~る』が鎮座していた。
濃口醤油が混ざったコクのある生クリームは、真っ白でなく薄い茶色。県を代表する銘柄の米粉100%のモチモチスポンジ。日本人好みのみたらし味な和洋折衷スイーツ。
いつもなら手に入手しづらいそのロールケーキが、今日はそこに居て。
美味しそうなその姿に、思わず‥
「うん!」
とうなずいてしまった。なんだかあたし、こどもみたいだなぁなんて恥ずかしくなって。
敏さんはお酒が余り得意じゃないから、甘いものが案外好き。だから、
「実は敏さんが、食べたいんでしょ?」
って照れ隠しに聞いてみたらそっぽ向いちゃった。
‥あれれ図星みたい。なんだか可愛い。