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みぃのお話【番外編】
第2章 『旦那様☆ロマンチスト』~秘密のレシピ~

スイッチが入ってしまった私の躰。
優しいキスから、段々と激しくなって行ったそれにあたしの心は高鳴った‥。
‥けれど。
そんな私を置き去りにしたままー‥。
唐突に、そのウットリする様なキスは幕を降ろした。
「‥ふふ。甘いな。ご馳走さん。」
敏さんの意地悪‥.
‥あんな貪る様なキスの後じゃ、‥物足りないのに。
「‥もっ‥と。」
敏さんをみつめる私はさぞかし物欲しげな顔をしていたことだろう。
でも、私の躯に勝手に火を着けておきながら、敏さんは涼しい顔のまま。
その大きな手で、私の髪の毛をグシャグシャとした後、頭をぽすっとして。
にやりと笑うと、
また手にした雑誌を読み始めた。
*****
あれから、熱くなった自分の躰をもてあましながら。
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ‥
いつもより念入りにお風呂掃除や、キッチンのシンクを磨く。
(んもぉー‼敏さんのバカっ!)
思わせ振りな敏さんに振り回されて。
不満をぶつける様に掃除をした。
消えた訳ではないけれど‥。躯のなかの呼び起こされた不埒な疼きが少しずつ薄れていく度に、家の中がピカピカになってーー。
優しいキスから、段々と激しくなって行ったそれにあたしの心は高鳴った‥。
‥けれど。
そんな私を置き去りにしたままー‥。
唐突に、そのウットリする様なキスは幕を降ろした。
「‥ふふ。甘いな。ご馳走さん。」
敏さんの意地悪‥.
‥あんな貪る様なキスの後じゃ、‥物足りないのに。
「‥もっ‥と。」
敏さんをみつめる私はさぞかし物欲しげな顔をしていたことだろう。
でも、私の躯に勝手に火を着けておきながら、敏さんは涼しい顔のまま。
その大きな手で、私の髪の毛をグシャグシャとした後、頭をぽすっとして。
にやりと笑うと、
また手にした雑誌を読み始めた。
*****
あれから、熱くなった自分の躰をもてあましながら。
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ‥
いつもより念入りにお風呂掃除や、キッチンのシンクを磨く。
(んもぉー‼敏さんのバカっ!)
思わせ振りな敏さんに振り回されて。
不満をぶつける様に掃除をした。
消えた訳ではないけれど‥。躯のなかの呼び起こされた不埒な疼きが少しずつ薄れていく度に、家の中がピカピカになってーー。

