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みぃのお話【番外編】
第2章 『旦那様☆ロマンチスト』~秘密のレシピ~

*****
翌日、私は朝から無性にあんこが食べたくて仕方なかった。
あの夢の中で微かに小豆を炊いている香りがしていたことを思い出して‥。
お母さんから教えて貰ったレシピであんこを作った。
--おばぁちゃんのレシピ。
材料は‥先日スーパーで買い物中に何故か“買わなくちゃ!”と言う気分になって準備してあったから。
何度作っても私が作ると味が決まらなかったソレだけど‥。
炊き上がるまでの間おばぁちゃんが側で見守ってくれてるようなそんな気持ちになって、顔がほころんだ。
甘さ控えめだけれど、ちゃんと甘くて。
食べると幸せになるなつかしい味。
今出来上がったばかりのあんこは‥。
私が作る残念な味では無くて、おばぁちゃんやお母さんが作るいつもの味がした。
敏さんにもちゃんと味見して貰ったし!
(いつもはあんまりあんこを食べるのに積極的ではない敏さんが、美味しい!って言ってくれたのですよ)
私はすごく嬉しくなって。
此れはお母さんにも、仏壇にお供えしておばぁちゃんにも食べて欲しい‼そう思って。
(勿論、お父さんと天国のおじいちゃんにもね。)
私はお彼岸の中日に実家へその力作を携えていくことに決めたのだった。
翌日、私は朝から無性にあんこが食べたくて仕方なかった。
あの夢の中で微かに小豆を炊いている香りがしていたことを思い出して‥。
お母さんから教えて貰ったレシピであんこを作った。
--おばぁちゃんのレシピ。
材料は‥先日スーパーで買い物中に何故か“買わなくちゃ!”と言う気分になって準備してあったから。
何度作っても私が作ると味が決まらなかったソレだけど‥。
炊き上がるまでの間おばぁちゃんが側で見守ってくれてるようなそんな気持ちになって、顔がほころんだ。
甘さ控えめだけれど、ちゃんと甘くて。
食べると幸せになるなつかしい味。
今出来上がったばかりのあんこは‥。
私が作る残念な味では無くて、おばぁちゃんやお母さんが作るいつもの味がした。
敏さんにもちゃんと味見して貰ったし!
(いつもはあんまりあんこを食べるのに積極的ではない敏さんが、美味しい!って言ってくれたのですよ)
私はすごく嬉しくなって。
此れはお母さんにも、仏壇にお供えしておばぁちゃんにも食べて欲しい‼そう思って。
(勿論、お父さんと天国のおじいちゃんにもね。)
私はお彼岸の中日に実家へその力作を携えていくことに決めたのだった。

