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みぃのお話【番外編】
第1章 『旦那様☆ロマンチスト』~年末年始は賑やかに~
義父と義兄と敏さんの男性陣は玄関の掃除や神棚の掃除などを頑張ってくれていた。


義兄夫婦の子供達は小学一年生の女の子(咲ちゃん)と、四年生の男の子(陸くん)で。司令官である義母に上手いこと乗せられて、女の子の方は本棚の整頓、男の子の方は古新聞を括るなど、上手に仕事を与えられている。



女性達三人はキッチンで、年末のご馳走の準備に忙しい。
「樹菜ちゃん、里芋の皮を剥いて貰えるかしら」
「佳世ちゃん、煮物用の人参の下茹でをお願いね」
「年越しそば用の天ぷらを揚げましょうか」
等々、義母から与えられる仕事を黙々とこなして。味付けは義母の仕事。でも必ず義母は、私達に味見をさせる。

「これがうちの味だからね~。一応覚えておいて欲しくて」

子供が男兄弟しかいないから、娘がいたらこうしてお台所仕事を一緒にしたかったのよね~!っていうのが義母の口癖で。楽しそうに働いてる姿がかっこいいのです。


年神様に供えるお膳をこしらえて。黒豆は昨日義母がストーブでゆっくり煮て、すでに準備されている。
その黒豆を味見する。
味見という名のつまみ食いは、凄ーく美味しいよね。


敏さんの実家にはキッチンに薪ストーブがあるのでエアコンとはまた違う暖かさ。ぱちぱちと薪のはぜる音が耳に心地いい。

「お芋でも焼こうか~。」

義母は、手際よくさつまいもをアルミホイルでくるんだものを五本用意して。薪ストーブの中に投入した。


ほくほくに焼けたお芋を半分こにして。
「これ食べてもうひと頑張りしようねぇ」
みんなに配ってまわりながら優しい声をかけて回ってる。

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