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みぃのお話【番外編】
第3章 『だ~いすき!』~ドキドキ。健康診断!~
『一緒に』



陽輔のその言葉。


その陽輔の言葉に、
華子は、自分の隣で陽輔が一緒にエクササイズするのかと思っていた。

だけど、陽輔は華子の後ろから離れる気配が無い。



あ‥れ?



音楽が流れ、DVDが再生される。
背後の陽輔にいきなり腕を取られる。


密着する華子と陽輔の躯。
うなじに感じる陽輔の吐息。
お風呂上がりのシャンプーの香りが華子の鼻をくすぐる。



《お臍の下手を当てて~、体幹を意識しながら伸ばして~、縮めて~!》



陽輔に捕まれた華子の腕は下腹に当たる様に持っていかれる。


小さくきゃしゃな華子の手の上から大きくゴツゴツした陽輔の手のひらが重ねられて。


華子の臍から指三本分ぐらい下付近の柔肌。


その柔肌目がけて。
陽輔は重ねた自分の手を、華子の手の甲から指に掛けて、すうっとなぞる様に自分自身の指を曲げる。
そして、華子の指と指の間に曲げた指を差し入れた。



ーーぷよん。

(‥柔らかいな。)



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