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みぃのお話【番外編】
第4章 『だ~いすき!』~書道で恥ずかし☆墨の誘惑?~
夢中になると時間を忘れてしまうのは華子の悪い癖だった。
でも煮詰まってる時は余り無理をしない方が良いこともある。
―――ここは旦那の俺の出番か?
「俺は書道には詳しく無いけど、少しは力になれるかもしれない。」
ニヤリ―――――。
陽輔の口元に浮かぶ、イタズラな笑みにも華子は気がつかない様子で。
「疲れてるんじゃないか?根詰めすぎ。」
陽輔は華子の後ろに回り込むと、その肩を揉み始めた。
「華子は良く、条幅を書く時に躯の中心を通るみたいにって口にするね。」
「……んんぁぁ。ようちゃん!」