この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ナナノナノカカン
第8章 ナナナノハチ@アマイヒ
こうして昨夜の約束「変なことはしない」は
いとも簡単に破られつつ、二人は館内に入ったのだった。

「秋景!海月よ、海月!」
「見れば分かるしそこにも大きく書いてある」
「そうじゃなくて――もっと愉しそうにしてよ」
「ん…これでも愉しんでるよ」
「そう?そんな風に見えない」

ナナは秋景が思う以上に幼かった。
初日の態度からは想像がつかないほど。

まあ自分に心を開いてくれたからなのだろう、
秋景はそう解釈し、魚よりもそんなナナを愉しんでいた。

「サメー」
「見たままだな」

子どもの様に見たものをそのまま言葉にするナナの手を
秋景は軽く握り――ごく自然に握り返される。
/166ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ