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ナナノナノカカン
第8章 ナナナノハチ@アマイヒ
「ねえ、次あっち」
「はいはい」
「秋景、ありがとうね」
「いいよ、このくらい」
「ううん、このことだけじゃなくて…ね?」


――

ナナは始終はしゃぎ回り、
秋景も終いには釣られて普段よりも明るく笑い―
最後に水槽のトンネルをくぐった。

「数日でこんなこと言っちゃいけないのかもしれない」

銀色の魚を見ながらナナは呟いた。

「でも―好きよ、秋景。
 好きとは違うかもしれないけど、好き」

その声色はとても落ち着き、澄んだものだった。
恐ろしく我儘な女王様でも、明るく素直な幼子でもない。
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