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ナナノナノカカン
第8章 ナナナノハチ@アマイヒ
まるで恋人同士だが、二人にとってそれは恋愛とは少し違う。
ナナは秋景の≪彼女≫になりたいわけではないし、
秋景もナナの≪彼氏≫になろうという気はない。

「よしよし、甘えただな。ほら、“わん”」
「…わん」
「すっかり犬だな、よしよし可愛い可愛い」

――そう、ナナは犬だ。
となれば当然秋景は飼い主、そんな関係でしかない。

「お昼の話ね、好きとは違うかもしれないけど好き…
 …私、秋景と一緒に居たいな」
「もしバレたら執事が泣くぞ」
「ずっと秘密にするわよ、それとも秋景がバラすの?」
「いいや?あれをクビにして俺を雇うのかと思って」
「そうじゃなくて――」

ナナは長い瞬きをしてから秋景の目を見た。
≪本当は私の言いたいこと 判ってくれているんでしょう≫
――そんな期待を込めて。じっと。

ナナの予想通り、秋景は頷いた。
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