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ナナノナノカカン
第9章 ナナナノキュウ@メザメル?
―
――
「どうだ、動かせないか」
「…動かせない」
ナナの部屋にて。
秋景はパンツ一枚のナナの両手に靴下を嵌め
―本来はミトンを使うらしい―、
その上から締めつけすぎない程度に紐を巻き、結んだ。
これは指を動かせないようにするためだ。
「次に…これだな、口を開けて」
次に、と取りだしたのはボールギャグだった。
これは口に嵌め、言葉を封じ、更に
強制的に涎を垂れさせることで羞恥を煽る役割もある。
「苦しいんじゃないの?それ…」
「辛かったら首を横に振ればいい、着けるぞ」
「あの、秋景」
「何だ?」
「いつも思うんだけど何でそんなもの持ってるの?」
「いつ≪出会う≫か分からないだろう?
現にこうして誰も知らないナナを見つけた。
仕事だろうがプライベートだろうが持ち歩いてたんだ」
「…変態」
ナナは不安を吐露するついでに疑問を口にする。
秋景は平然と「マゾ奴隷を探して居たんだ」と答え、
それに対し生温い視線を向けたナナに言う。
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「どうだ、動かせないか」
「…動かせない」
ナナの部屋にて。
秋景はパンツ一枚のナナの両手に靴下を嵌め
―本来はミトンを使うらしい―、
その上から締めつけすぎない程度に紐を巻き、結んだ。
これは指を動かせないようにするためだ。
「次に…これだな、口を開けて」
次に、と取りだしたのはボールギャグだった。
これは口に嵌め、言葉を封じ、更に
強制的に涎を垂れさせることで羞恥を煽る役割もある。
「苦しいんじゃないの?それ…」
「辛かったら首を横に振ればいい、着けるぞ」
「あの、秋景」
「何だ?」
「いつも思うんだけど何でそんなもの持ってるの?」
「いつ≪出会う≫か分からないだろう?
現にこうして誰も知らないナナを見つけた。
仕事だろうがプライベートだろうが持ち歩いてたんだ」
「…変態」
ナナは不安を吐露するついでに疑問を口にする。
秋景は平然と「マゾ奴隷を探して居たんだ」と答え、
それに対し生温い視線を向けたナナに言う。