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ナナノナノカカン
第9章 ナナナノキュウ@メザメル?
期待していたものと違う、と思いつつナナはクマに触れ―
さながら赤ん坊のように、不器用な手でそれを抱いた。
「…ん、んぅ…」
≪でも違う、他のことじゃなかったの?≫
クマを微妙な手つきで揉みながらナナは秋景を見上げる。
秋景は一人楽しそうにニコニコと笑っていた。
悶々としつつ視線を落とすと――
秋景は後ろにナナの期待している様な玩具を隠し持っていた。
「は…ん、んんー、はぐ、ぅ」
身を乗り出すと、秋景もナナに近づいた。
「ナナ?トイレか」
「んーん…んー、んんふ…っ」
≪それよ、その後ろのそれ、それは?≫
「ナナまだ喋れないもんなあ、ごめんな解ってやれなくて」
言葉を奪われたナナに、秋景は態とらしく頭を掻く。
そして玩具を片手で持ったままナナの隣に座った。
さながら赤ん坊のように、不器用な手でそれを抱いた。
「…ん、んぅ…」
≪でも違う、他のことじゃなかったの?≫
クマを微妙な手つきで揉みながらナナは秋景を見上げる。
秋景は一人楽しそうにニコニコと笑っていた。
悶々としつつ視線を落とすと――
秋景は後ろにナナの期待している様な玩具を隠し持っていた。
「は…ん、んんー、はぐ、ぅ」
身を乗り出すと、秋景もナナに近づいた。
「ナナ?トイレか」
「んーん…んー、んんふ…っ」
≪それよ、その後ろのそれ、それは?≫
「ナナまだ喋れないもんなあ、ごめんな解ってやれなくて」
言葉を奪われたナナに、秋景は態とらしく頭を掻く。
そして玩具を片手で持ったままナナの隣に座った。