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ナナノナノカカン
第9章 ナナナノキュウ@メザメル?
ベッドにも涎が垂れていくが、
ナナは構わずに二つ目の芸をした。
「お座り、か。ナナ、上手だ―
―あと一つは?」
一つやるたびに、秋景はナナを撫でた。
嬉しい、もっと撫でて、触って、と言いたいが言えない。
ナナは残り一つを考えた。何をすれば犬らしい?
もっと撫でて欲しい。触って欲しい。
触れて、撫でて貰えると…嬉しい。
「んふ…ん、ん…っ」
再び四つん這いになり、控えめに尻を振った。
犬は嬉しいと尻尾を振る。伝わって欲しい。
≪秋景、撫でられると嬉しいからもっとして、もっと触って≫
「撫でられると嬉しいか」
秋景はナナのその思いをきちんと汲み、
今度は両手でナナに触れた。頬を包み込むように。
「はふ…っ、んぅ、ぐ…」
ナナはぺたりと座りこむ。
そして目を閉じ、汚い口呼吸をした。
ナナは構わずに二つ目の芸をした。
「お座り、か。ナナ、上手だ―
―あと一つは?」
一つやるたびに、秋景はナナを撫でた。
嬉しい、もっと撫でて、触って、と言いたいが言えない。
ナナは残り一つを考えた。何をすれば犬らしい?
もっと撫でて欲しい。触って欲しい。
触れて、撫でて貰えると…嬉しい。
「んふ…ん、ん…っ」
再び四つん這いになり、控えめに尻を振った。
犬は嬉しいと尻尾を振る。伝わって欲しい。
≪秋景、撫でられると嬉しいからもっとして、もっと触って≫
「撫でられると嬉しいか」
秋景はナナのその思いをきちんと汲み、
今度は両手でナナに触れた。頬を包み込むように。
「はふ…っ、んぅ、ぐ…」
ナナはぺたりと座りこむ。
そして目を閉じ、汚い口呼吸をした。