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ナナノナノカカン
第10章 ナナナノジュウ@キイテカイテ
―
――
「お、上がったか」
「あ、あの秋景、床…ごめんなさい」
「いいよ、奇麗にしたし…下着も洗ってやる」
「ごめんなさい、自分で洗おうと思ってたのに
下着持って行くの忘れて…っ」
部屋に戻って来たナナは恥ずかしそうに何度も謝った。
シャワーを浴びて完全に目が覚めたようだ。
「ごめんなさい!下着は今から自分で洗うから――」
「ナナ。いいんだよ、俺がさせたんだから俺が洗う」
「でも――」
「いいって、な。じゃあ俺も浴びてくるわ、覗くなよ」
秋景は不自然に明るくなっていた。
ラララ~と歌いだしそうな雰囲気で部屋を出て、振り返る。
ナナは諦めたらしい。追いかけてきていない。
―覗くなよ、は冗談ではなく本気の台詞だった。
「ナナ、すまない」
ナナの愛液に尿、それに自分の精液まで追加されてしまった
惨めな下着を片手に、秋景は浴室へ向かった。
ナナ愛用の石鹸は甘い、桜の香りだった。
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「お、上がったか」
「あ、あの秋景、床…ごめんなさい」
「いいよ、奇麗にしたし…下着も洗ってやる」
「ごめんなさい、自分で洗おうと思ってたのに
下着持って行くの忘れて…っ」
部屋に戻って来たナナは恥ずかしそうに何度も謝った。
シャワーを浴びて完全に目が覚めたようだ。
「ごめんなさい!下着は今から自分で洗うから――」
「ナナ。いいんだよ、俺がさせたんだから俺が洗う」
「でも――」
「いいって、な。じゃあ俺も浴びてくるわ、覗くなよ」
秋景は不自然に明るくなっていた。
ラララ~と歌いだしそうな雰囲気で部屋を出て、振り返る。
ナナは諦めたらしい。追いかけてきていない。
―覗くなよ、は冗談ではなく本気の台詞だった。
「ナナ、すまない」
ナナの愛液に尿、それに自分の精液まで追加されてしまった
惨めな下着を片手に、秋景は浴室へ向かった。
ナナ愛用の石鹸は甘い、桜の香りだった。