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ナナノナノカカン
第4章 ナナナノヨン@ナナノヒミツ
「これで…いい、のよね…?」
「ああ、よくできました」
ナナは微笑む秋景を見て息を吐いた。
しかし、秋景の愉しみはまだ始まったばかりだ。
「じゃあ次だな」
「え…ちゃんと読んだじゃない、さっきの…っ」
「ああ、だから、また別のことだよ」
「ううう…」
「まあ今日は優しくしようか――まだ最初、だしな」
俯き、唇を噛むナナに秋景は優しく言う。
「俺のこと、ご主人様って読んでごらん」
「ご、ご主人様…」
「読むんじゃなくて呼ぶんだ」
「…出来ない、そんなの解らないわよ…っ」
「難しいか、じゃあ立って――ほら」
「ああ、よくできました」
ナナは微笑む秋景を見て息を吐いた。
しかし、秋景の愉しみはまだ始まったばかりだ。
「じゃあ次だな」
「え…ちゃんと読んだじゃない、さっきの…っ」
「ああ、だから、また別のことだよ」
「ううう…」
「まあ今日は優しくしようか――まだ最初、だしな」
俯き、唇を噛むナナに秋景は優しく言う。
「俺のこと、ご主人様って読んでごらん」
「ご、ご主人様…」
「読むんじゃなくて呼ぶんだ」
「…出来ない、そんなの解らないわよ…っ」
「難しいか、じゃあ立って――ほら」