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第4章 ナナナノヨン＠ナナノヒミツ

秋景はいきなり、ナナを立たせ、抱き寄せた。
ナナの戸惑いには一切構わず、肩から背中をゆっくりとなぞる。

「あ、あ――」
「ご主人様、だ」
「…っ」

その手は背中から尻に下り、ナナは身を捩った。
まだ《そういう》箇所には触れられていないというのに、
ずいぶん息が上がっている。

「ご主人、さ、ま…」

そしてその熱りの効果か、今度はごく自然に紡ぐナナ。
それに気を良くした秋景は、ナナの尻を撫でながらこう言った。

「いい子だ、ご褒美も教えてやろうか」
「ご褒美…？」
「俺の言う通りに…大人しくしてるんだぞ」

秋景はナナのスカートを捲りその裾を咥えさせた。
一瞬、ナナは「嫌」という表情をしたが、
結局は無言の「従え」――その色に屈服した。