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ナナノナノカカン
第5章 ナナナノゴ@オベンキョウ?
恐ろしくスローペースだが確実に進んではいる。
この調子なら…と終わる時間を想像しつつ、
褒美は何にしようか、秋景は考えていた。
そしてそのときは、秋景が想像していたよりも早く訪れたのだった。
「よし、合ってる合ってる」
「終わった…秋景、ご褒美は?」
課題が終わるや否や褒美をせがむナナ。
秋景はたった今ひらめいた、ある提案をした。
「今日だけ執事になってやろうか。
俺が、優しく何でも言うことを聞く…っていうのはどうだ」
その言葉に、疲れていたナナの表情はぱっと明るくなる。
そしてその、輝きを取り戻した瞳で秋景を見つめながら言った。
「じゃあ…逆井。いつものお茶を淹れて来て?」
「畏まりました、お嬢様。少々お待ちください」
この調子なら…と終わる時間を想像しつつ、
褒美は何にしようか、秋景は考えていた。
そしてそのときは、秋景が想像していたよりも早く訪れたのだった。
「よし、合ってる合ってる」
「終わった…秋景、ご褒美は?」
課題が終わるや否や褒美をせがむナナ。
秋景はたった今ひらめいた、ある提案をした。
「今日だけ執事になってやろうか。
俺が、優しく何でも言うことを聞く…っていうのはどうだ」
その言葉に、疲れていたナナの表情はぱっと明るくなる。
そしてその、輝きを取り戻した瞳で秋景を見つめながら言った。
「じゃあ…逆井。いつものお茶を淹れて来て?」
「畏まりました、お嬢様。少々お待ちください」