この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ナナノナノカカン
第1章 ナナナノイチ@ハジメノシツケ
置き手紙には凰の字でそう記されていた。
ナナはそれを握り締めながら、わなわなと震えた。

「なんの冗談よ…っ」

バシッ、とテーブルに握りしめたそれを叩きつけたときだった。

「こら、そういうことをしない」

背後から、聞き覚えのない声。
ナナが振り返ると見知らぬ男が居た。彼女も馬鹿ではない。
長い髪を耳の後ろに遣ると口を開いた。

「あなたが私の教育係?」
「ああ、逆井。逆井秋景」
「帰っていいわよ、それか一週間だっけ?何もしないで。
 私には近づかないで。空き部屋なら幾つかあるから
 好きなところに居てそこから必要以外は出ないで」
「そういうわけにはいかない、仕事だからな」
「雇われたんでしょ?お金ならちゃんと渡すように言うわ、だから」
/166ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ