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ナナノナノカカン
第5章 ナナナノゴ@オベンキョウ?
「ありがとう、頂くわ」

ゆっくりとカップに口をつけ、一口。
何かが溶けた紅茶を、ナナは飲んだ。
しかし何も言わない。どうやら味は変わらないらしい。
秋景はそれを知っていて溶かしたのだが―
―安堵した。勘づかれなくてよかった、と。

やがてカップは空になり――
秋景はよし、と心のなかで頷いた。

「ではお嬢様、私はカップを下げて―ー直ぐに戻ります」
「ええ、戻ったらーそうね、庭の手入れでも頼もうかしら」
「庭の手入れ、ですか」

秋景は訊き返した。マッサージでも頼まれるのだろうと思っていたのだ。
それを、出来ないからだと勘違いしたナナは嫌な笑みを浮かべた。

「出来ないの?」
「まさか。畏まりました、では―
 ―案内していただけますか?こちらの庭にはまだ…」
「そうだったわね、じゃあ一緒に下りるわ」
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