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ナナノナノカカン
第8章 ナナナノハチ@アマイヒ
寝る前のお茶。
今日は珍しくナナが席を立った。

秋景は軽く礼を言い、
背伸びをして棚から缶を取るナナを眺めた。

「…ナナ」
「ん?」
「もうすぐ執事が帰ってくるが――」
「七日、だったもんね」
「≪あれ≫は…執事には秘密なんだよな、これからも」
「当然よ、誰にも言えやしないわ」
「ああ―誰にも見せるな」
「当たり前よ」

程無くして、ナナはカップを二つ持ってきた。
いつものカモミールだ。

「ありがとう」
「いいえ」
「…初日の態度が嘘のようだな」
「言わないで、思い出すじゃない」
「嬉しかったんだろう?」
「…もう」
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