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ナナノナノカカン
第8章 ナナナノハチ@アマイヒ
その後も、二人は暫く会話を愉しんだ。
結局、互いに「おやすみ」と言ったのは
二十三時を過ぎてからだった。

「おやすみ」
「おやすみなさい、明日は宜しくね」
「ああ」


――

翌日。

「意外だな、ここでいいのか」
「ええ、ひさしぶりに来たかったの―
 ―小さいとき以来よ」

二人は水族館に来ていた。

ナナは髪を後ろで纏め、
珍しく動きやすそうなラフな格好をしていた。
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