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綺麗に汚れて
第2章 秘密の夜
 


アキラくんの指に、悔しいくらいビクビクと反応する体。

唇を噛み、アキラくんの服を掴み、必死に声を出さないようにしながら、少しだけ体を起こしてすぐそばで寝ているサヤカと翔太くんを見た。


サヤカは間違いなく寝ている。お酒を飲んだサヤカがこんな水音で起きるわけがないことは、きっと私が一番よく知っている。

翔太くんは……大丈夫なはず。まだイビキが聞こえる。


快楽に耐えながら、二人が寝ていることにホッとして、悪魔みたいに意地悪なアキラくんの瞳を見つめた。


「んっ……ぁっ…」

「クスクス…どうされるのが一番好き?気持ちいい?」

「…ぁあ…ゆ、び…」

「指?」

「ぅんっ…指、挿れて欲しい…」


奥が熱くて仕方ない…

………滅茶苦茶にして欲しいと思う。


「じゃあ…挿れてあげるから、ちょっと後ろ向いて?」

「え…?」


早く早くと秘部がヒクヒクするのに、愛撫されていた手を止められ、後ろを向かされた時…

二人横になったまま後ろをから抱きしめられる状態で腕を回され


「ああぁ…」


やっと、左薬指が中に入ってきた。

そして、


「ああっ…あっ…それ、ダメ……!」


右手はまた、クリトリスに――――





今まで何人かの男と寝たことはあるけど、それは私と同い年か一つ二つ年上の男で、相手もまだ十代ばかりだった。

大半の経験値の低い若者が教科書にしているのは、アダルトビデオ。大袈裟な愛撫と喘ぎ声のアダルトビデオを観て、セックスの参考している男が多い中――――、


『どうされるのが一番好き?気持ちいい?』

そう聞いてきたアキラくんの指は、確実に感じるポイントを攻めてくる。


 
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