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可奈さん
第7章 恋敵
「俺も昔はホンダのCBR250に乗ってたけどなぁ、乗る暇なくなって手放したよ」
「海を見に行ったのよ、ウフッ」
俺の反応を遮り可奈さんが口を挟む。
「一緒に?…2ケツで?」
「にけつ?…アハハ…そ、2ケツ2ケツ。…初めてだったんだけど、もー最高だったわよー」
修平さんは白いメットを見せる可奈さんに「まったく…」と小さく言い、思い出したように「で、何食べる?」と厨房に向かった。
「じゃあ…私はトンカツにしようかな、拓也さんは?」
「俺もトンカツがいいです」
「トンカツ2つですね、ありがとうございます。修平さん、トンカツ2つお願いします」
いつの間にそこにいたのか、すぐに麻由さんが厨房に声を掛け、オーダー票にサラサラと注文を書き込んだ。
絶妙なタイミング。
いいスタッフだ。
「麻由ちゃん、今日は修平と2人なの?」
「海を見に行ったのよ、ウフッ」
俺の反応を遮り可奈さんが口を挟む。
「一緒に?…2ケツで?」
「にけつ?…アハハ…そ、2ケツ2ケツ。…初めてだったんだけど、もー最高だったわよー」
修平さんは白いメットを見せる可奈さんに「まったく…」と小さく言い、思い出したように「で、何食べる?」と厨房に向かった。
「じゃあ…私はトンカツにしようかな、拓也さんは?」
「俺もトンカツがいいです」
「トンカツ2つですね、ありがとうございます。修平さん、トンカツ2つお願いします」
いつの間にそこにいたのか、すぐに麻由さんが厨房に声を掛け、オーダー票にサラサラと注文を書き込んだ。
絶妙なタイミング。
いいスタッフだ。
「麻由ちゃん、今日は修平と2人なの?」