この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可奈さん
第7章 恋敵
小山さんはスーツの内ポケットから名刺を取り出し、両手で俺に差し出して頭を下げた。


「あはは…、相変わらず堅いわねぇ」

「そうか?」

「さすが銀行マン」


可奈さんの言う通り、確かに名刺には○×銀行と書かれている。
きちんとした身なりに銀縁のメガネがいかにもお堅く見える。


「外のドラッグスター、キミの?」

「あ、はい」

「いいなぁ、俺はせっかく大型免許取ったのにバイクは買えず仕舞いだったよ」

「え…」


あなたもバイク乗り?


「あ、麻由ちゃん、俺に生姜焼きお願い」

「はーい。
修平さん、小山さんに生姜お願いします」

「おぅ、小山、今日は早いな」


厨房から修平さんが顔をだけをこっちに向けた。


「ああ。久しぶりに3人揃ったな」


3人…


「中学の時からの同級生らしいですよ」

「あぁ、そうだったんですか」



/266ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ