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可奈さん
第7章 恋敵
結局俺はご飯3杯と、可奈さんが食べきれないと言って分けてくれたカツをありがたくたいらげた。
「ごちそうさまでした」
「よくそんなに喰えるなぁ」
先に食べ終えた小山さんが呆れ顔で言う。
「あら、昔は2人もそうだったじゃない」
「まあな。…あ、可奈、顎にソースが付いてるよ」
「いっけない、ちょっと洗面所借りるわ。お化粧も直さなくちゃ」
「お前は相変わらずだな」
可奈さんが席を立ち、麻由さんは食器を片付けて奥に入っていった。
客が居なくなった店内を確認した修平さんが俺の左側に素早く座り、可奈さんがいた席には小山さんがサッと移動してきた。
「な、なんですか」
男2人に挟まれた。
「何があった」
いきなり左から意味不明な質問。
「え…」
「可奈にだよ」
右から小山さん。
「なにって、なんですか?」
「ごちそうさまでした」
「よくそんなに喰えるなぁ」
先に食べ終えた小山さんが呆れ顔で言う。
「あら、昔は2人もそうだったじゃない」
「まあな。…あ、可奈、顎にソースが付いてるよ」
「いっけない、ちょっと洗面所借りるわ。お化粧も直さなくちゃ」
「お前は相変わらずだな」
可奈さんが席を立ち、麻由さんは食器を片付けて奥に入っていった。
客が居なくなった店内を確認した修平さんが俺の左側に素早く座り、可奈さんがいた席には小山さんがサッと移動してきた。
「な、なんですか」
男2人に挟まれた。
「何があった」
いきなり左から意味不明な質問。
「え…」
「可奈にだよ」
右から小山さん。
「なにって、なんですか?」