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可奈さん
第7章 恋敵
「4、5ヶ月顔を見せなかったんだ、おかしいだろ」
「キミ、何か知ってる?」
「し、知りません」
なんだこの2人の大人は…
あ、可奈さんの秘密を知らないのか。
「だいたいなんでお前のバイクにアイツが乗るんだよ」
「たしかにそうだ」
左右交互になぜ俺を責める…
「あの…」
「昔の話だけど、俺達が誘っても1度も乗らなかったんだぜ」
「俺は大型免許まで取った」
「はぁ…」
ひひっ、なんか嬉しい。
「それよりお前、可奈に惚れてないよな」
え?…
「修平、いきなりそこか?」
「あ、あの、俺はその…」
初対面でこの状況でこの質問。
なんで俺がこんな目に…
膝に両手を付いて緊張しまくる俺に、更に左から声がする。
「まあ、無駄だけどな」
「…ッ…、どうして無駄なんですかっ!」
あ、ヤバ…
立ち上がった拍子に椅子がひっくり返った。
「キミ、何か知ってる?」
「し、知りません」
なんだこの2人の大人は…
あ、可奈さんの秘密を知らないのか。
「だいたいなんでお前のバイクにアイツが乗るんだよ」
「たしかにそうだ」
左右交互になぜ俺を責める…
「あの…」
「昔の話だけど、俺達が誘っても1度も乗らなかったんだぜ」
「俺は大型免許まで取った」
「はぁ…」
ひひっ、なんか嬉しい。
「それよりお前、可奈に惚れてないよな」
え?…
「修平、いきなりそこか?」
「あ、あの、俺はその…」
初対面でこの状況でこの質問。
なんで俺がこんな目に…
膝に両手を付いて緊張しまくる俺に、更に左から声がする。
「まあ、無駄だけどな」
「…ッ…、どうして無駄なんですかっ!」
あ、ヤバ…
立ち上がった拍子に椅子がひっくり返った。