この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可奈さん
第7章 恋敵
メガネ君がトイレの方向に目を向けた。


そうだ、可奈さんが戻って来ない。


「腹でも壊したんじゃないか?」

「失礼な事を言うな、俺が作った飯だぞ」

「俺はなんともないです」

「当たり前だ。
そうだ麻由、ちょっとトイレ見てきてくんない?」

「はーい」


修平さんが言い終わる前に、麻由さんがトイレに向かう。髪を1つにキュッと束ねた後ろ姿が壁の向こうに隠れた。


長時間風にあたって具合が悪くなったんじゃないかと心配になってきた。

初めてのバイクだったのに…、もっと休憩してあげればよかった。

可奈さん、大丈夫かな。


首をかしげながら麻由さんが戻ってきた。


「あのう…」


修平さんを見る。


「どうだった?」

「もしかしたら、寝てる…かも」

「な…」

「呼んでも返事がないんです」

「ドンドン叩いたか?」



/266ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ