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可奈さん
第8章 涙
俺はガラスの壁にがっくりともたれ、右手で両方のこめかみを押さえた。


どういう事?

可奈さんは30才手前まで処女だったって事なのか?
よりによってあんなオヤジに見初められたばっかりに、大切なものを捧げたって事?

周りの男はなにやってたんだよ…

あ、
あの2人…
あいつらが可奈さんを守ってたのか?

可奈さんはあの2人のどっちも選ばずに嘘までついて友情を守った。
もしかしたら、どちらかを好きだったのかも知れないのに…。

初めての男って…
やっぱ忘れられないものなのか

自信に満ちたヤツの言葉が重い。

あぁ、
頭痛くなってきた。
胸もいてぇ


「だれにも相談できず、祝福もされない。
人知れず、ただ好きなだけ、それさえ言えなかったなんて…」


あぁ
くそっ!


「そ、そんなの当たり前だ」

「…っ…」



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