この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可奈さん
第2章 ヤバイ展開
BGMを掻き消してざわつく店内、運ばれてくる酒、お手軽な一品料理。
薄暗い店内はタバコの煙が照明の周りを泳ぎ、俺の理性までがぼやけてくる。

皆すっかり打ち解けて会話が弾む中、ナナさんはテーブルの下で俺の膝の辺りを靴を脱いだ爪先で擦る。


ヤバイ…


俺はビールを煽り、盛り上がる会話に相づちを打ち、同じく盛り上がる下半身に焦る。


まじヤバイ
ユミより積極的…


ナナさんは酎ハイを飲み、話しに加わるフリをして、長いつけまつ毛の下からチラリと大人の視線をよこす。
くだらない筈だった合コンの、本来の目的を思い出した。


どうやって封じ込めよう、目覚めそうな俺の下心。


「ちょっとトイレ」


俺は気分を紛らわそうと立ち上がった。


「じゃあそろそろ次行こうか、カラオケとかどう?」と木田が言い出す。

「さんせーい」と乗り気な面々を前に、俺は残念な役回りを自分に課した。



/266ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ